JAPANESE | ENGLISH
サイトポリシー
個人情報保護方針
サイトマップ
歯間清掃について

歯間清掃は効果がありますか?

虫歯や歯周病は細菌の塊である歯垢によって引き起こされますが、通常の歯磨きだけでは、全ての歯垢の50~70%程度しか除去することができないと言われています。しかし同時に、歯間ブラシやデンタル・フロスを併用することにより、90%以上の歯垢を取り除くことができるという研究結果が報告されています。このように、歯磨きでは取りきれない歯垢を除去するために、歯間清掃は非常に効果的であると言えるでしょう。


どれくらいの頻度で歯間清掃すれば良いですか?

通常、一日一回の歯間清掃を行うと良いでしょう。唾液の分泌量が極端に減る睡眠中に、歯垢は大量増殖しますので、最も効果的な歯間清掃のタイミングは、歯磨きと同じく、就寝前となります。歯に食べ物が詰まりやすいと感じる場合は、食後にも歯間清掃を行うと効果があります。

歯間清掃を行うと歯茎から血が出たりしませんか?

初めて歯間清掃を行うと、歯茎から出血する場合がありますが、これは歯間に歯垢が蓄積し、歯茎に炎症が起きていることが原因です。歯間清掃を定期的に続けるうちに、出血しなくなってきますので、歯間清掃を継続してください。ただし、長期間続けても出血するようであれば、方法に問題があるか、歯茎に深刻な問題がある可能性がありますので、歯科医院での診療を受けるようにしましょう。


歯に傷がついたり、隙間が広がったりしませんか?

歯間清掃を続けていると、歯の隙間が広がった気がすることがありますが、これは、歯垢によって炎症を起こしていった歯茎が、歯垢が除去されたことにより、炎症が治まり、歯茎が引き締まったためです。また、歯の表面はエナメル質という非常に硬い物質で出来ています。エナメル質は、人体で最も硬い物質であり、ナイフの刃よりも硬く、水晶に匹敵する硬さを持っていますので、歯間ブラシやデンタル・フロスで歯に傷がつくことはありません。