歯磨きの時間帯
歯磨きのタイミングや回数については、諸説あり、また、どの説も決定的に科学的な根拠が証明されるには至っていません。しかし、最低1日2回のブラッシングと、1日1回のフロッシングを行うことが望ましいと言われています。
最も効果的なプラーク・コントロールのタイミングは、就寝前と言われており、これは概ねどの説も一致しています。ヒトは活動時に唾液を常に出しており、常に口腔内を洗浄している状態にはありますが、眠っている間は、唾液量が非常に少なくなります。したがって、就寝前には特にしっかりと、ブラッシングとフロッシングを行い、プラークの量を減らしておくことが大切なのです。
それと同じ理由で、朝のブラッシングも効果があります。唾液分泌が少なくなる就寝中に、口腔内の細菌は、少なからず増殖しています。ですので、起床後もブラッシングを行い、口腔内のプラークを減らしておきましょう。