フロッシングの方法
デンタルフロスは、ノコギリのように、少しずつ前後に動かしながら、ゆっくりと挿入します。勢い良く挿入しすぎると、歯茎を傷める恐れがありますので、鏡を見ながら、特に慣れるまでは慎重に挿入しましょう。
歯と歯の間に挿入したデンタルフロスは、ノコギリのように前後に動かしながら、歯冠部から歯根部に向けて、上下に動かしてゆきます。歯茎までフロスが達したら、同様に歯冠部まで戻します。一通りフロッシングが終わったら、水道水で口腔内を洗浄します。
初めてフロッシングを行うと、歯茎から出血する場合があります。これは今までフロッシングをしていなかったために、歯間にプラークが蓄積し、歯と歯の間の歯茎に、炎症が起きていることが原因です。フロッシングを定期的に続けるうちに、プラークが除去され、出血が収まってきますので、出血に驚かず、フロッシングを継続してください。ただし、フロッシングを長期間続けても出血するようであれば、フロッシング方法に問題があるか、歯茎に深刻な問題がある可能性がありますので、歯科医院での診療を受けるようにしましょう。